ネウマ譜の、書かれてある音の高さをきちんと読めるようになれば、ネット上にある多くのネウマ譜は参照可能な資料となる。譜を読んで旋律を知り、歌ってみることも可能だ。それである程度目的は達せられたわけだけれど、グレゴリオ聖歌集 […]
ネウマ譜の読み方
グレゴリオ聖歌がどういう旋律であるか、楽譜を見てみようと思ってIMSLPのサイトを調べてみても、あるのはほとんどネウマ譜ばかりで五線譜で読めるようなものはほとんどないようである。確かに、譜を訳している間があるなら、あるい […]
電子書籍と紙の本
電子書籍は便利だが、紙の本には紙の本の良さがある、というようなことはよく目にするところである。これについては何か理由があるのだろうか。以下に、空間や時間軸の視点から考えてみたいと思う。 文字と空間 電子書籍と紙の本の違い […]
マンガについて
マンガの形式 マンガという表現形式の複雑さについて考えてみて、自分の中で少し謎が解けたと思えるようなところを書いてみたいと思う。 マンガという形式を一言で言えば、読み手の認識能力によっておこなわれる、「物体」の表象と「意 […]
戦闘シーンとロングトーン
戦闘シーンと長く引き伸ばされた音 ロングトーン、即ち長く引き伸ばされた音が、ロールプレイングゲームの戦闘シーンの音楽でしばしば使われている例を見ながら、ゲーム音楽の特異な面の一端を考えてみようと思う。 ここではドラゴンク […]
初音ミクは何が新しかったのか
初音ミクの登場 2007年に発売された初音ミク(VOCALOID2)は、当時において何が新しかったのだろうか。ヴォーカル音源の界隈が過渡的な状況の今、振り返って考えてみたいと思う。 まず初音ミクの登場によって、音符と歌詞 […]